集音器と補聴器の違い|値段・助成・見分け方。買う前に知ってほしいこと【大阪】
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最終確認日:2026年10月29日 / 書いた人:ひとっ飛び補聴器(補聴器の出張販売17年・補聴器の販売管理者)
先に結論:集音器と補聴器の違い
- 補聴器は医療機器として承認を受けたもの、集音器は医療機器ではないものです。見た目が似ていても、別のものです。
- 補聴器は、その人の聞こえに合わせて音を調整します。集音器は、まわりの音を全体的に大きくするものが多く、一人ひとりに合わせた調整は前提になっていません。
- 市町村の補聴器助成、身体障害者手帳の補装具費、医療費控除は、補聴器だけが対象です。集音器は対象になりません。
- ご本人が「聞こえにくい」と気づいたときには、難聴はすでにある程度進んでいることが多く、集音器より補聴器が合う方が多いと感じています。(補聴器の出張販売17年の経験から)
- 聞こえが気になり始めたら、まず耳鼻咽喉科で検査を。耳あかや治療できる病気が原因のこともあります。
集音器を使っていて合わないと感じたら:LINEでご相談ください(下で説明しています)。
補聴器と集音器を比べると
| 医療機器か | 補聴器:医療機器として承認を受けている 集音器:医療機器ではない |
|---|---|
| 調整 | 補聴器:聞こえの測定をもとに、その人に合わせて調整する 集音器:音を大きくするのが中心で、細かい調整は前提ではない |
| 売っている所 | 補聴器:補聴器の専門店、眼鏡店など 集音器:家電店、通信販売など |
| 値段 | 補聴器:1台10万円から30万円のものがほとんど 集音器:数千円から2〜3万円のものが多い |
| 助成・手帳・医療費控除 | 補聴器:対象になりうる 集音器:対象外 |
補聴器の値段は日本補聴器工業会の調査(JapanTrak 2025)によります。集音器の値段は、お客様が買われていた集音器の価格帯の目安です。
見分け方:箱や説明書の表示を見る
補聴器は医療機器なので、箱や説明書に「管理医療機器」の表示と、医療機器としての認証番号が書かれています。集音器や「助聴器」などには、この表示がありません。
国民生活センターも、「集音器」「助聴器」など補聴器に形が似た商品は、難聴の方が聞こえを補う目的で使うものではない、と注意しています。
集音器を買う前に、考えてほしいこと
- 聞こえにくさの原因が分からないまま使い始めないでください。耳あかがつまっている、中耳炎など治療できる病気がある、ということもあります。先に耳鼻咽喉科を受診してください。
- 助成を使えるかもしれません。大阪府内では、27の市町村に補聴器の購入助成があります。集音器を買ってしまうと、助成は使えません(大阪府の補聴器助成 市町村別まとめ)。
- 聞こえが重い方は、身体障害者手帳の対象かもしれません。手帳があれば、補聴器を補装具として支給してもらえます(手帳と補聴器の等級・自己負担)。
補聴器の出張販売17年の立場から、ご家族に伝えたいこと
- 集音器と補聴器は、そもそも違うものです。集音器は音を大きくするもの、補聴器は聞こえの測定をもとに、その人の聞こえに合わせて調整する医療機器です。
- 数千円から2〜3万円の集音器をいくつも買ってから、ようやく補聴器を考える方が少なからずいらっしゃいます。ご自宅に伺ったとき、箱から集音器が10個ほど出てきて驚いたこともあります。
- ご本人が「聞こえにくい」と気づいたときには、難聴はすでにある程度のところまで進んでいることが多いです。そのため、集音器より補聴器のほうが合う方が多いと感じています。まず耳鼻咽喉科で検査を受けて、聞こえの状態を知ってください。
- 値段だけで比べないでください。集音器をいくつも買えば、その合計は補聴器の値段に近づきます。補聴器は、助成や手帳、医療費控除で負担を減らせることがあります(補聴器の値段と見積もりの見方)。
助成や手帳を使わない場合の「手続きなし割」(大阪府内の方)
手続きなし割:書類も、通知待ちもなし
- お住まいの市町村の助成の上限と同じ額を、ご購入金額から値引きします(助成のない市町村は2万5千円引き)。15%引きのほうが大きければ15%引きです。
- ご自宅まで伺います。出張と聞こえのチェックは無料です。試聴してから決めていただけます。
- 所得の条件で助成を使えない方もご利用いただけます。
対象:大阪府内にお住まいの方(出張対応エリア)。期間:2027年3月31日のご注文分まで。公的な助成との併用はできません。身体障害者手帳(聴覚)の対象になる方は対象外です。耳の手術を受けたことがある、最近急に聞こえが悪くなった、耳だれや痛みがあるなどの場合は、先に耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
よくある質問
集音器は市の補聴器助成の対象になりますか?
なりません。大阪府内の市町村の補聴器助成は、医療機器として認められた補聴器が対象で、集音器は対象外とされています。
集音器で医療費控除は受けられますか?
補聴器の医療費控除は、補聴器相談医が「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」で補聴器の必要性を証明した場合が対象です。集音器は医療機器ではないため、この取り扱いの対象ではありません。
どこで補聴器を相談すればいいですか?
まず耳鼻咽喉科で聞こえの検査を受けるのがおすすめです。どの耳鼻科・どのお店に行けばいいか迷ったら、ひとっ飛び補聴器がLINEで無料でご紹介します。
集音器か補聴器か、迷ったらご相談ください
「集音器を使っているけれど合わない」「補聴器にしたほうがいい?」「助成を使えるか知りたい」。そんなご相談を、ご家族からLINEで無料で受け付けています。
お手元に耳鼻咽喉科の聴力検査の結果(オージオグラム)があれば、写真をLINEで送っていただくと、より具体的にご相談に乗れます(お名前・生年月日などは隠して送ってください)。結果の見方は目安で、診断ではありません(プライバシーポリシー)。
LINE ID:@427aqpja 「集音器のページを見ました」と送ってください。
確認した資料
- 国民生活センター「高い」「期待したほど聞こえない」あなたの補聴器選び大丈夫ですか?
- 補聴器を知ろう(東葛飾障害者相談センター 言語聴覚士)
- 日本補聴器工業会 JapanTrak 2025 調査報告
- 国税庁 補聴器の購入費用に係る医療費控除の取扱い
このページは2026年10月29日時点の公開資料と、補聴器の出張販売17年の経験をもとにしています。制度や価格は変わることがあります。運営:ひとっ飛び補聴器(京合同会社。補聴器の販売事業者です)。このページは特定のお店やメーカーから費用を受け取って書いたものではありません。