ひとっ飛びが出張訪問しているワケ大学卒業後、新卒で入った会社の補聴器販売店でお店に立っていました。しかし、お店にお越しになられた方のなかには、お店を出た足でまたお店にお見えになる方もいらっしゃいました……。つまり当時の補聴器の性能もさることながら、いつもと違った場所で調整しても、果たしてそれが御本人にフィットしているのかがわからないということに気づいたのです。お店に行って、再びすぐに舞い戻って来られる方は、店のスタッフに対する気兼ねなさることもおありだと考えると、潜在的には調整に満足されていない方が相当数いらっしゃったに違いありません。そのためひとっ飛び補聴器は出張訪問を専門に行っております。いろいろなケースがありますが対応できるのは、今までの経験があるからと自負しております。もちろん、補聴器を御使用になるとすべてがハッキリと聞こえるようになるワケではありません。しかし、いまの時代は、補聴器で日常生活を聞こえやすい状況にするのが、実際的でベストだと考えております。集音器と補聴器の役割を混同なさっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ひとっ飛び補聴器のお客様には、御家族が集音器の会社の社長の方もいらっしゃいます。そのことからも、補聴器と集音器では必要とされるものが、似て非なるものだとわかっていただけるかもしれません。どの方にも通用するお話ではありませんが、補聴器を使うと使っていない時との差が感じられ補聴器を手放せなくなる方がほとんどです。それだけ……。「他のお店で調整してもらったのだけれど、家に帰ると却って聞こえにくくなってしまいました。どうすればいいですか?」とご質問いただくことがあります。 それは、お店ではいつもと違う場所なので聞き比べが出来ないからです。 そういったことを避けるため、 あおぞら補聴器では御自宅や施設へ出張させていただいております。コミュニケーションと聞こえ人と人とのコミュニケーションを図るうえで、 「聞こえ」は大きなパーセンテージを占めます。 平均寿命が延びるにつれて、 老後の不安を抱えたり、社会とのつながりを求めるため 最近は、なるべく長い間バリバリ働きたい人が増えています。 そんな方たちにとって年を重ねて聞こえにくくなることは問題です。補聴器出張訪問で大阪・兵庫を駆け回っています家からすぐ近くに補聴器の専門店があるけれども、 足が痛くて外に出られないとか、寒くなってきたからと、 ご来店を躊躇なさる方もおられることかと思います。 ひとっ飛び補聴器がある、ここ大阪市鶴見区、吹田市、藤井寺市、兵庫県尼崎市塚口の事務所へ足や目が不自由なため、 訪問を依頼なさる方が次第に増えています。 また話し相手が欲しいといった理由から、 最近伺ったけれども、また訪問するといったケースもあります。 そんなとき、点検や掃除をして、「ハイ、さよなら」ではなく 私はもっぱら聞き役になって、 たくさんお話ししていただくように心がけています。 ところで、補聴器は定期的な点検やお掃除が必要です。 これを怠ると、耳クソ、お上品に言うと耳垢が音口を塞いだり、 汗で部品が劣化したりと、補聴器を修理することにつながります。 点検や掃除をしたからといって 必ずしも100%、修理の恐れから逃れられるといったことはありませんが、 補聴器をチェックすることは補聴器への一種の愛情表現だともいえます。 補聴器からは、その方が普段 どのようにお使いになられているかがわかります。 汚れが激しいけれども、 そのまま放置されている方がおられる一方で、 毎日専用の布で拭いておられるだろう キレイな補聴器を目にすることがあったりと外観ももさまざまです。 最近のデジタル補聴器はパソコンをつないで音の調整をしますが、 一日どのくらいの時間を使っておられるかまでわかる種類もあります。 そういったデータを見て、 ずいぶん補聴器を上手にお使いになられるようになったと知ると 私も嬉しくなりますが、こんなときは、補聴器の仕事に携わっている人間としての冥利に尽きますね。補聴器出張訪問サービスでお客様との長いお付き合い保険に入る時に、営業マンから 「お客様とは一生のお付き合いですね」 と決め台詞を聞かされて 「そこまで言うなら」と保険に入りましたが、 補聴器のほうがいったん使い始めると、 より日常的に身近で手離せないものとなります。 補聴器は定期的に点検や掃除をしなければなりませんから、 それを取り扱う販売店や販売員とは 膝と膝を合わせてのホントに一生のお付き合いになります。 そのため、お客様が ちょっと補聴器を見て欲しいといった時に スグに飛んでいけるように、あおぞら補聴器では 補聴器巡回出張訪問サービスを行っております。 たとえば、補聴器には電池が欠かせないアイテムなのですが、 ほとんどのタイプが1週間から10日前後で消耗してしまいます。 ただ、お年を召されるにつれて 手先が思うようにいうことを利かなくなってくると 今まで出来ていた電池の交換が出来なくなってきます。 そのため、ご家族と同居されておらず、 ヘルパーさんも頼まれていない お一人で暮らされている方は訪問させていただくことが増えています。 他店で購入されたこういった補聴器のなかには勧められるに任せて購入されたご様子の方が多くおられます。 そういったこともありますので、 購入の際は、長いお付き合いが出来そうな専門店で 相談なさるほうが良いかと思われます。